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  10/25(土)  南伊豆 中木 TEAM GUREKO早藤氏
坂根会員の竿出し
金田STAFF(銀座)
検量風景(重量)
磯上がり(銀座)
本日の最大魚(口太41.5p)
例会参加者
●状況報告

釣 行 日:2014年10月25日(土)
釣行場所:南伊豆 中木
利用渡船:武丸 http://www.j-office.jp/izu-tosen/takemaru/
参加者:金田STAFF、清水STAFF、坂根会員、早藤(幹事代行)
海況:大潮、北東弱風、上り→下り(緩い)→上り、凪、晴れ、水温21.4℃
競技規定:メジナ25p以上5匹までの総重量

ようやく待ちに待った磯シーズンが到来しました。
今回は平塚会員の都合が合わないため、私(早藤)が幹事代行を務めましたので10月例会を報告させて頂きます。

[銀座:金田STAFF]
7月以来の釣りとまり、ワクワクしながら中木に向かった。港に着きしばらくしたら武丸の待合に灯りがともったので船長に挨拶を済ませて「メジナはどうですか?」と近況を尋ねると「う〜ん渋いね!」とキッパリ(・・・無言)。それでも色々訊いてみると・・・とにかく潮がはっきりしなくて、なんとか深場で口を使うとのこと。そこで、潮が入りやすく深場の「銀座」と「沖牛根」をお願いして準備にとりかかった。クジの結果、清水さんと私は「銀座」に渡礁した。ジャンケンに勝った私は下り潮を期待して、カツオ側に釣り座を決めた。下りだと港(右側)からカツオ(左側)へ流れる。清水さんは港側に入った。マキエを撒いてみると・・・満潮になったばかりなので、やや上りで当て潮気味であった。そこでS-0000Rを選び、左向こうに投げて足元の磯際に仕掛けが入るように誘導したら・・・気持ち良く仕掛けが吸い込まれていく。しか〜し、メジナの反応は全くない・・・(びえ〜ん!)今度はL-0000に変更して沖を攻める(半島周りで潮が緩いときは0000Rより0000の方が自然に馴染む)しばらくして、ラインが引き出される「よし!」と大きくアワセを入れるとスッポ抜け「えっ!」と困惑・・・これを3回繰り返してから気付いた「尾長じゃないんだ!口太かイサキだな・・・?」と、次のアタリではラインを指で軽く抵抗をつけるだけにして竿に乗るまで待つと待望の口太の30cm程度があがってきた(ふ〜冷汗)。仕掛けが入っていってかなり待たなくてはアタリが出ないので、船長の言ったとおりタナは深いようだ。しかし、私はガン玉を打ってタナを取ることはせずに完全フカセでウキに任せている。GUREKOウキはバランスが合っていれば、引かれ潮を探し出して自然と馴染んでくれる。そのおかげでマキエと長く同調してメジナの口に運んでくれるのだ。そう私の仕事は可能な限りウキの邪魔をしないようにせっせと仕掛けを送り込むだけである(苦笑い)。その後、口太1枚とイサキを2枚追加したところで潮が止まりアタリは遠のいてしまった。とにかく潮待ちであるが、海の変化を逃さないためにもテンポよく仕掛けを投入していった。すると緩い下り潮が入ってきた。これもやや当て潮気味だが左側の払い出しとで弱いながらヨレができているようで仕掛けが入っていく・・・すると尾長2枚とイサキがポンポンと釣れたが・・・すぐに潮が止まってしまった(な〜ぜ〜)。その後、少しでも変化がでたときにポツポツと釣り上げて、なんとかキーパー5枚を揃えることができた。とにかく潮が動かない1日であった(厳しい〜!)。港に戻って検量の結果、5枚揃えたのは私だけだったので1位となったが、最大寸は私がベッタだったので複雑な心境であった。ちなみにこの日の最大寸は、沖牛根での坂根会員の口太41.5cmであった(羨まし〜い!)

[銀座:清水STAFF]
約3か月ぶりとなる磯釣行。10月例会に参加しました。朝一に近状を船長に伺うと、潮もフラフラでどこの磯も厳しいとの返事。ただし、水深のあるポイントで深い棚をねらえばそれなりに釣果は出るのではとのことで、普段底物氏がよく渡礁するギンザと上り下りと両方対応できる沖牛根を選択しました。じゃんけんで勝った自分は、ギンザに金田会員と渡礁し釣り座を港寄りのワンドに構え釣り開始。コマセをまくと前回のような子サバの姿は見えず、箱フグやハギ系のエサ取りがちらほらと舞っている様子。普段なら底のほうにメジナの姿が拝見できるのだが、目を凝らして観察するも確認することができず棚が相当深いことを確信しました。ハリスを目一杯長くとり浮きごと沈め、しつこくあたりを待つと手元まで伝わる反応が!すんなり浮いてきたが35cm前後の口太でした。同じように、仕掛けを沈め、小さいながらも30cm弱の尾長をキープ。この調子なら規定の5枚は固いかなと思ったのもつかの間、潮が止まり釣れてくるのはイサキばかり。緩いながらも潮が入ってこなければ本命メジナは口を使わず、やはりメジナは潮に敏感だと確信しました。結局、時間いっぱいまで深い棚を攻め続けたが、検量サイズをキープすることができず、無念の撤収となりました。

[沖牛根:早藤会員]
例会前の週に下見を兼ねて中木へ釣行したのですが港を出てすぐの磯(ケサカ)に入りアイゴ連発(7枚ぐらい)という最悪の結果に終わってしまいました。1週間経ちリベンジする気持ちで例会に参加しました。先週は凪もよくシーズン初めだったせいか34人程釣り客がおり沢山の車が駐車していましたが、今回は港に着くとその半分以下の台数だったので少しほっとしました。AM6時に出船しクジ順に渡礁し金田STAFF、清水STAFFがギンザ、私と坂根会員で沖牛根に乗る事となりました。渡礁後ジャンケンし、私はカツオ向きに入り坂根会員は水道隣りのワンド側に釣り座を構えました。渡礁時はちょうど満潮でしたがゆっくりとした上りの潮が入っていて沖を見ると潮目が出来ていました。まずはウキ環超高M000+全層仕掛で潮目付近に遠投し様子を見てみました。ゆっくり流れウキがゆっくり潮に吸い込まれていきました。じわじわ糸ふけが取れていきラインが走り始めました。最初に上がってきたのは30p弱のイサキでした。2回目のヒットもイサキだったので遠投時のコマセが仕掛と同調する事に気を付けながらコマセを撒きました。今度はウキがゆっくりシモっていくのですが中々走り出しません。ウキが見えなくなるまで沈んだところで聞き合わせしてみると魚が走り始めました。魚が磯際に逃げようとしましたが無事タモ入れ終了、上がってきたのは34pの口太でした。この機会を逃すまじとヒットポイントを攻めてみるとウキがゆっくりシモった後にラインが走り出しました。先程よりも磯際で粘りましたが上がってきたのは34.5cmの尾長でした。その後、潮が変わって沖でのヒットもなくなりました。潮が変わるまで足元に出るサラシ付近を攻めてみました。ウキを環超高S0000に変えサラシ周辺の潮に馴染むように整えました。ラインを張らず緩めずしながら磯際にゆっくり入れていくと木端が何匹か掛かりました。そうこうするうちにラインをひったくるような重いアタリ!、浮かしてみると残念ながら40弱のイスズミでした。諦めずに同じように仕掛をゆっくり入れてみるとさっきとは違った強烈なアタリ!。ラインを出して竿を立てましたがすぐにもっていかれます。竿を横に寝かして踏ん張りましたが残念ながらチモト切れでした。その後、潮変わりを期待し沖を遠投してみましたが下りの潮も殆ど入らず納竿となってしまい、キーパー5枚を揃える事ができませんでした。

[沖牛根:坂根会員]
約4か月ぶりとなる磯釣行。10月例会に参加しました。朝6:00頃が満潮で下げてくるとのことだったので、潮目を出来るだけ狙うように心掛けましたが、後ろの水路から来るうねりがあり、うまく仕掛けを流すことが出来ませんでした。(腕が鈍ってる・・・仕掛け思いつかなかった)ガン玉5号を3段打ちして潮目に投入し、張り気味に流すとポツポツとイサキが釣れてきたので、同じ狙いで4匹まで釣れて、それ以降はぱったり釣れなくなってしまった。 それでも、同じ狙いで木端メジナをポツポツと掛けたが、それ以上の展開はありませんでした。12時を過ぎて干潮から上げに変わって、全く釣れなくなったことから、ここは狙いを変えて、完全際狙いに変更し、深場に仕掛けを落とすことに心掛けたが、裏の水道からの反転流で仕掛けが安定しにくかった。最後まで難しかったので、少し仕掛けを重くし、完全に際に仕掛けを張って止めて沈めていたら納竿30分前にガツンとした当たりを捉え、伸され気味に! でもここで糸を出したら切られると思い、必死に耐えて浮かせたら口太メジナの41.5cmでした。4年ぶりに40cmオーバーを釣ることが出来たことが一番の収穫となった釣行でした。例会としては、ダメでしたが、満足出来た釣行となりました。これで、GUREKOのメンバーに戻れた感じでした。

[例会結果]
競技規定:メジナ25p以上5匹までの総重

1位:金田 5枚 2.3kg(最大:33.5cm)
2位:早藤 2枚 1.32kg(最大:34.5cm)
*通常3位までの表示だが、参加人数が4人と少ないため2位までの表示

[金田STAFF セッティング]
竿: 砕波ストロング1.5号530
リール:トーナメントISO Z 3000LBD ZAION(銀狼スプール使用)
道糸:フロストンVx1.5号
ハリス:ジョイナーV2 2号(10m)
ハリ:鬼掛尾長ネムリ茶9号
仕掛け:ハリスにウキを入れて誘導部分7m(カラマンボウロング〜ハリ:3m)
刺し餌:ボイル
撒き餌:生オキアミ3kg+ボイル6kg+湧きグレ500遠投 1袋+パン粉2kgをバッカン2個に分けて磯に持ち込み
ウキ:環付S-0000R、L-0000

[幹事総評]
先週、今週と中木の状況を見てきましたがメジナが口を使わず数、サイズ共に厳しい状況でしたが何とか全員が30pオーバーのメジナを釣り上げる事ができました。そんな中、金田STAFFが5匹キープ(2.3kg)、坂根会員がラスト30分前に41.5pの口太を仕留めた事は幹事としても嬉しい限りです。次回例会も数、サイズ共にアップできるよう頑張りたいと思います。最後になりますが無事例会を終える事ができ、武丸船長にはこの場を借りてお礼申し上げます。




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