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  5/10(土)  神津島 陸の砂糠崎 TEAM GUREKO金田氏
陸砂糠
釣り座
お世話になった賀寿丸
本日の釣果
真鯛60&67cm(写真:賀寿丸)
●状況報告

釣行日:2014年5月10日(土)
釣り場:神津島 陸の砂糠崎
渡 船:賀寿丸 http://www.kozu-kazumaru.jp/
海 況:中潮、南西風→北東やや強風、潮は終日南から午後速く、ウネリやや大→波及びウネリ大、晴、水温17.3℃

ご無沙汰しております。Team GUREKO関東のキンタこと金田です。
実は体調不良で2年近く釣りができない状況でしたが、なんとか復調して釣りが再開できるようになりました。体力が落ちているのでご迷惑をおかけすることもあろうと思いますが、よろしくお願い申し上げます。

復帰後早々に神津島に釣行したので報告させていただきます。

この日は前日夜の南西ど強風による波とウネリで西側は全滅であり、恩馳群礁は「大根」、「長ン根」、「カナシキ」、「本アサラ」ぐらいしか渡礁できない状況。好調な「大根」は賀寿丸の速さなら確保可能ですが、その間に他船が「長ン根」につけるので選択肢は少なかったです。?苗島の磯番は「平段」でしたがウネリのため釣り座は限られていました。当然、誰もが恩馳や?苗を希望するでしょうし、以前なら私も必ず希望したと思います。しかし、再開したばかりなので「地方でのんびりやりますよ」と船長に告げました。

多分、船長は潮向きを考慮して「ソーダイ」あたりを考えてくれていたと思いますが、北東の風が強くなり「金田さん、久しぶりなので無理せずに風があまりあたらない方が良いよね。陸の砂糠崎でやりますか?」とのことで、初場所でしたがOKサイン。去り際に船長が「ここはイサキのデカイのが喰ってくるので頑張って!ま〜グレもうまくゆけば・・・釣れるかも・・・?」と説明。「えっ!」なんとかグレの顔がみたいのに・・・

まずマキエを入れて"あんぐり"・・・潮が全く効いておらず、まっすぐ沈んでいく・・・(汗)。10mほど右手に大きなサラシがでており、足元はその方向に引かれているようでしたので、ひたすら足元にコマセを入れて、サラシの払出し沖に仕掛けを投入し続けて2時間程度経過したとき、するどくラインを引き出すアタリ!アワセを入れたとたん沖に走った上に頭を振っています・・・「これはもしや?」と思ったとおり、あがってきたのは綺麗な桜色の真鯛60cmでした。良型の真鯛に喜ばなければいけませんが・・・今まで真鯛を釣った時にグレで良い思いをしたことがありません・・・(溜息)。やはり次にあがってきたのも67cmの真鯛・・・もちろん嬉しいがグレの顔が見た〜い!

アタリが遠のき「ボ〜」としていると突然ラインが引き出されました。アワセと同時に足元に突っ込んできます。「尾長だ!」と叫び意気込んでやり取りして浮かしたのは50cmオーバーの尾長でした。しかし、2年ぶりのタモ入れであり、6m一杯の高さであり、真鯛の取り込みで疲れきっており、ウネリも大きく・・・うまくタモ入れができな〜い!(言い訳いっぱいですみません・・・)。まごまごしていると逆襲にあい、片手ではとめきれずにハエ根に突っ込まれてThe End・・・(唖然)

仕掛けを組み直し、気を取り直して再開するも後が続かない・・・時折、イサキが釣れてきます。たしかに船長の言うとおりデカイ!しかし、グレを釣りた〜い(贅沢ですみませんが・・・2年近くグレを釣ってないもんで・・・)。チャンスを逃し、「もうダメだろうな・・・」と絶望感に浸っていました。時間だけが過ぎていく中、ふとみると足元の底の方にグレの姿が確認できました。磯際に丁寧に落とし込んでいくと「キター!」待望の44cmの尾長でした。

続けて磯際に落とし込んでいくと・・・良く見ると先ほどまで尻尾が青緑だったのに黒に変わっています。「ヤバイ!」と思いましたが時すでに遅く、竿先が海面に突き刺さりました。下品な引き・・・根に走らずひたすらバカ力で引っ張る・・・そう奴ですよ・・・巨イス!竿は満月のように曲がり・・・ドラグが悲鳴をあげる・・・「切れてくれ!」と願うが・・・こんな奴に限って切れません。浮かしたら楽勝で60cm以上はある。タモ入れしたくないのでミチイトを切ろうかとも思いましたが、ウキがもったいないので思いとどまりました。なんとかタモ入れしましたが60cmあるタモ枠からはみ出ています・・・あまりにも重くて疲れ切った腕では容易に引き上げることができません・・・仕方なくずり上げたらタモの柄が損傷した上に両腕が攣りました(これならミチイトを切るべきでした・・・涙)。

その後、イサキを追加して納竿を迎えました。下田港に戻っての検量で「えっ!尾長も釣れたの?」との船長の言葉に「・・・」(苦笑い)神津島としては貧果に終わりましたが、なんとかグレちゃんの顔も拝見できましたし、真鯛のおまけ付きと、復帰としては"めでたい"1日となりました(お後がよろしいようで・・・ちゃんちゃん)。


●仕掛け

 ・竿: ISO LIMITED T2 50-56(56で使用)
 ・リール:トーナメントISO Z 3000LBD ZAION(銀狼スプール使用)
 ・道糸:フロストンVx2号
 ・ハリス:ジョイナーV2 2.5号(10m)
 ・ハリ:鬼掛尾長ネムリ茶9号→鬼掛夜尾長11号→同12号
 ・仕掛け:ハリスにウキを入れて誘導部分7m(カラマンボウロング〜ハリ:3m)
 ・刺し餌:ボイル&オキアミハード(ほぼ交互に使用しましたが、釣果はほとんどボイル)
 ・撒き餌:生オキアミ6kg+ボイル6kg+パン粉8kgをバッカン2個に分けて磯に持ち込み
 ・ウキ:環付L-0000⇔L-0000R



●釣果

 ・尾長44cmを1枚
 ・真鯛60cm(2.6kg)&67cm(3kg)を2枚
 ・イサキ38〜45cmを5枚


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