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  11/23(土)  大瀬 第10回GUREKO杯 TEAM GUREKO淡路氏
●状況報告

釣 行 日:2013年11月23日(土) 
釣行場所:大瀬
利用渡船:大倉丸 0558-65-0167
海 況:晴時々曇、風:北東弱〜南西弱、潮:中澄、水温:17.4〜18.4℃
競技規定:25cm以上のメジナ5枚までの総重量
参加者:6名(清水、橋本、早藤、平塚、広垣、淡路)

2003年に発足し、2012年が第10回GUREKO杯となるはずでしたが、悪天候により中止となり、今年、ようやく2年ぶりとなる第10回GUREKO杯を開催することができました


●牛ヶ瀬(清水会員レポート)

くじ順1番の私と2番の平塚君とで牛ヶ瀬に渡礁しました。

11月に入り外気温は例年並みに落ち込んできたものの、ここ最近の伊豆半島ではイサキやワラサなどの釣果が報告されており、海の中はまだまだ夏・秋の気配が残っているようで、当日も私達2人の他にルアーマンも一緒に渡礁するころになりました。

まずは、暗い内での渡礁だったので荷物を安全な場所に移動し明るくなるのを待ちます。本日の予報はほぼ無風でうねりや波の心配が無いことから、私はできるだけ先端の黒根向きに、平塚君は反対の石廊崎向きに釣り座を選択しました。潮は上り(石廊崎)方向へ流れており、私の釣り座からでは当て潮となるため非常に釣り辛い状況でのスタートとなりました。逆に平塚君の釣り座からは、サラシの払出しからきれい潮目が出来ており、そのさらに50m程沖にいかにも魚が溜まっていそうな泡が出来、うらやましい限りです。

様子を伺いにいくと、すでに中型のキープサイズがライブウエルに入っており幸先良いスタートが切れたようです。さて、選択した釣り座に戻り釣り再開です。潮変わりに期待をしコマセを巻くが、相変わらずの当て潮で仕掛けはすぐに足元へ押し戻されます。沖でも潮は流れておらず、完全にお手上げ状態、遠投をあきらめ際やサラシでの釣りで様子を見ます。サラシに打ち続けたコマセが底の方にも効いてきたようで、今まで無反応だった浮きに若干の変化が出るようになります。しかし食いこむまでにはいかず、餌のみをさらっていく程度。それならばと針を4→3号へと落とし付け餌も針にフィットする小粒を選択、サラシの先端の吸い込み潮に若干の張りを作りながら仕掛けを送り込みます・・・すると、完全に浮きが視界から消え穂先へダイレクトにあたりが伝わりました。際にハエ根があるので糸は出さずに強引に魚を浮かせると35cm程のまずまずな口太でした。

この地合いを逃さずに数を揃えたいもの、魚をタモに入れた瞬間からコマセを切らさずに数投巻き、ライブウエルに魚をキープ。今日は特にコマセを継続的かつ平均的に巻き続けることを心がけました。同じ要領で仕掛けなじませること約1分、同じように浮きがゆっくりとシモリ道糸が走り出します。とりあえずこのパターンで本日最大の38cmを含む3枚をキープすることができました。

完全に潮が止まり、餌取りの反応も無くなったところでしばし休憩、午前の釣りを終えランチタイムとします。

さて、午後の納竿にかけて潮は下げへと向かいます、少しずつですが上りの潮が弱くなっているようで仕掛けの押し当てが弱くなってきたように感じます、ただ完全に潮の向きは変わらず相変わらず釣りにくい状態が続きます。何とか良い方法はないかとじっくり海を観察すると、当て潮の中に1ヶ所だけ沖に払い出すポイントがあるのが確認できました。すぐさまコマセを打ち、仕掛けを投入します。

払い出しの潮に乗った仕掛けがうまい具合にと沖へ流れていきます、付け餌先行の状態で浮きがゆっくりとしもりだし、いかにも何かが食ってきそうな雰囲気。浮きが完全に視界から消えると、期待通り道糸がババっと引き出され元気な引きが竿が絞ります。無事タモに収まったのはまずまずの尾長、狙い通りの結果に感無量。この後も連発とまではいかないものの、ピンポイントの払い出しを丹念に狙い数を稼ぐことができました。

今回、私の選択した釣り座は1日中当潮と決して釣りやすい状況とは言えませんでしたが、わずかな潮の流れにも敏感に反応し潮を捉えるGUREKO超高重心シリーズの管付浮きのおかげで、一瞬の地合いを物にすることができました。中型主体であるが規定枚数以上を揃えれたこと、40cmオーバーは釣れませんでしたが大物賞を取れたこと、久しぶりに納得のいく一日でした。


●マタカ根(早藤会員レポート)

石廊崎、陸の丸島向かいのマタカ根に橋本会員と供に渡礁しました。釣り座を決めるためジャンケンし、橋本会員が陸向き先端、私が沖向き先端に釣り座を構えました。最初の仕掛けは超高環000とウキ下一ヒロで挑みました。

朝の先端付近はまだ波を被っていたのでカンムリとの水道に仕掛を投入しました。足元の様子を見るとエサ取りは少なく木っ端も上がってきません。開始30分後に30cmオーバーの尾長を1匹釣り上げましたがその後が続きません。ウキやハリ、棚を変えてようやく2匹目のキーパーを釣り上げる頃には9時過ぎになっていました。橋本会員の様子を見ると陸の丸島向きを攻め、順調に数を伸ばしていました。

休憩しながら攻めるポイントを考え、朝よりも波が弱くなっている先端付近に狙い目を切り替えました。ハリも重めにし完全フカセでもハリスに張りがでるような仕掛に調整しました。ウキが見えなくなるまで深場を攻め、ようやく3匹目のキーパーをゲットしました。直ぐに食ってこなかったのでハリのサイズを下げて小さなガン玉をハリ上10pに打ち、4匹目を釣り上げました。磯上がりまで残り1時間あったのですが、残念ながら5匹目のキーパーを釣り上げる事ができませんでした。今回はキーパー5匹を揃えられなかった事が残念でなりません。


●結果
第一回GUREKO杯優勝者の清水会員が10年ぶりとなる2回目の勝者となりました。
 会員名   総重量   内訳   渡礁磯 
 優勝  清水 2,865g 5匹 牛ケ瀬
2位 橋本 2,730g 5匹 マタカネ
3位 淡路 2,350g 5匹 与平

記念すべき第10回GUREKO杯をトラブル無く終えることができて良かったです。
お世話になった大倉丸さん。どうもありがとうございました。

以上


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