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  8/21(土)  中木 サバ根 TEAM GUREKO金田氏
サバ根全景
釣り座
尾長42cmと金田氏
●状況報告

釣行日:2010年8月21日(土)旧暦:7/12
釣り場:中木 サバ根(陸向き先端)
渡 船:武丸
海 況:中潮、潮下り→上り、北東微風、凪、晴れ、水温26℃台

Team GUREKO関東の金田です。

 いや〜今年の夏は暑いですね〜!みなさんは釣りに行っていますか?私は夏尾長を狙って南伊豆の中木に行ってきました。予報は晴ですが風向きが北東とのことで、この時季としては幾分すごしやすいかな?と期待しながらも、暑さ対策を万全にして出発しました。港に着き武丸の待合に行って、開口一番「最近、どう?」と船長に尋ねると「いや〜渋いね!」と即答されてしまった・・・(苦笑い)。とにかく「行けそうならサバ根でお願いしますね」と告げて準備のために車へ。中木といえば"カツオ島"や"白根"が有名ですが、私の好みは"サバ根"です。陸寄りで潮通しが悪そうに思えますが、なかなか面白い場所で意外と高確率で良型の尾長が狙えます(もちろん、少しコツがいりますが・・・)。さて出船時間です。真夏としては比較的に釣り客が多く、武丸も中木丸も10人前後のお客(といってもトップシーズンに比べれば少ないですが・・・笑)。

 中木丸は真っ先にカツオに向かい、武丸は平島に降ろした後、白根に向かいました。その後、サバ根に向かってくれて予定通りに渡礁。サバ根のベストポジションは沖向きではなくて陸向きの先端です。また、ポイントは磯際ではなく、沖にできる潮のヨレや泡だまりが有望です。磯際にも良型がいますがスレッカラシで、太ハリスだと見向きもしませんし、細ハリスだとシモリで簡単に切られてしまいます。そして、本命潮は上りですが、直接に潮が通すわけではないので下りでも喰ってきます。

 5時出船の6時半頃干潮だったので、準備を終えるころはちょうど潮止まりを迎えて海に全く変化がなく、足元の両側に撒き餌を入れてみると真下に沈んでいくような状況でした。とにかく足元に撒き餌を欠かさずテンポよく入れていきます。この日は潮が上げ始めても、なかなかサバ根までは上り潮が効かない状況でした。でも、なんとかあっちこっちに仕掛けを入れて、ウキに潮を探してもらって30-35cmの尾長グレをテンポよく釣っていきました(私はソナー釣法と勝手に名付けさせていただきました)。その内に潮が差し込んできて50mほど沖に泡だまりができました。すかさず、この泡だまりに直接撒き餌を先打ちし、仕掛けを入れてから、追い撒き餌を被せて待っていると、仕掛けがなじみウキがゆっくりとシモっていきました。しばらくして・・・いきなりラインが「ビュッ」とでたと思うとアワセを入れる間もなく止まってしまいました。不思議がりながら仕掛けを回収するとチモト切れでした。8号を一飲みにするような良型が回ってきたと判断し、すぐに9号を巻いて仕掛けを投入して待っていると、同じようにラインが走ったので一呼吸おいて大きくアワセを入れたところ、一瞬で良型と判断できる凄い引き!苦労しながらもタモに収まったのは42cmの尾長グレでした。

 離島では平凡なサイズですが半島周りでは価値ある1匹です。
 今回もウキの性能に助けてもらった1日でした。



●仕掛け

 ・竿:1.5号530
 ・道糸: 2号
 ・ハリス: 2.5号
 ・アイテム:カラマンボウロング+TGパワーノットスイベルM
 ・ハリ:鬼掛尾長ネムリ茶8号→9号
 ・刺し餌:ボイル、ボイル+オキアミ職人
 ・撒き餌:ボイル6kg+ボイルマジック1袋+フカセグレ遠投1袋+
   ハイパーグレZ 1袋+パン粉1kg(刺し餌及び撒き餌は半分をクーラーにて保冷)
 ・ウキ: S-000R


●釣果

 ・尾長グレ42cm(その他、30-35cm 20枚以上)

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