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  1/23(土)  第39回 Team GUREKO 関東 1月度例会 TEAM GUREKO早藤氏
広垣会員の釣果
(口太40オーバー)
黒島(全景)
お世話になった宮島丸
生江会員の竿出し
私の釣り座(陸の丸島)
1月例会参加者
●状況報告

釣行日:2010年1月23日(土)
釣り場:南伊豆・石廊崎 陸の丸島、黒島
海 況:小潮、風 西〜ナライ風、晴れ、水温13.7度
渡船店:宮島丸
参加者:金田、清水、生江、広垣、早藤(幹事)

明けまして、おめでとう御座います。
Team GUREKO 関東の早藤です。

先日、石廊崎で行った1月例会についてご報告致します。

 石廊崎には2週間前に下見に訪れ、私は黒島に渡礁し30cm弱の尾長1匹と木っ端メジナ数匹という散々たる釣果でした。磯上がり後、宮島丸の待合室で船長や他のお客さんと話し、最近のヒットするポイントや時間帯の傾向を伺う事ができました。その結果、ポイントは磯際か沖のシモリ根周辺で朝方にヒットする傾向が見えてきたため、これらの情報が今回の例会に役立てばと思っていました。

 例会前日の天気予報では西風が強く波が3mという状況だったため、参加者全員が殆ど例会を諦めかけていましたが、夜7時過ぎに宮島丸に連絡すると「磯は地方寄りで限定かもしれませんが出船できます」との回答。自分で調べた海況と慎重派の船長の言葉を信じ1月例会を実施する事となりました。いつものようにタカラに集合し、全員が餌の準備を完了後、下見した時の磯の状況と例会規定を簡単に説明し、恒例の渡礁順を決めるクジ引きを行いました。全員がクジを引いた後、最後に残った自分のクジを見ると何故か私が1番!(順番は意識していないのですが..不思議です)、2番目以降は広垣、清水、生江、金田の順となりました。早々に金田号1台に5人便乗させて頂き、本瀬港に向かいました。

 本瀬港に到着してみると車は私達のみで、そうこうしているうちに出船時間の6時前になりましたが他の釣り人の来る気配は無し(後で分かりましたが予報が悪かったため殆どのお客さんがキャンセルしたとの事)。しかも予報していた西風強風は殆ど無く凪は良好でクラブだけの貸し切りのような状況でした。

 本瀬港から6時過ぎに出船し、最初に陸の丸島に3人(早藤、広垣、清水)、次に黒島に2人(生江、金田)が順に渡礁しました。渡礁後は西風も殆ど無く、私はクジ順が1番だったため牛ヶ瀬向きに釣り座を構えました。最初は超M00からスタートし、足元から払い出すサラシの切れ目から流しながらウキの様子を見ていました。ウキが押さえこまれるようなアタリはあるのですが魚が口を使わないため朝方の地合を意識しながら早めにウキ、針を交換していきました。向かい風となるナライ風も序々に強まり何の魚も釣ることなく8時が過ぎたため、先端側の様子を伺うと広垣会員の竿が大きく弧を描き、やり取りの真っ最中でした。ゆっくりと上がってきたのは40cmオーバーの口太でした。朝方終盤でチームメンバーが大物を釣り上げた事は幹事としても嬉しい限りであり、地合への期待感も高まりました。気を取り直し2年前の1月例会で水中センサーを使い良い結果を出した事を思い出し、1個のウキで同じような釣りができないか考えてみました。ウキをM00Rに変更しマーカー直下にガン球を追加し、水面ギリギリを漂うように調整しました。払出しから流してみるとサラシの切れ目でウキがゆっくりと沈み、流れに押されながら水中1m付近をドリフトしながら沖へ流れていきました。ちょうどカモメがいる沈み根周りに到達するとゆっくりウキが入り始めたため、構えているとラインが飛び出すアタリ!。

 ようやく25cm程の尾長を釣る事ができ、食いは渋いが仕掛けが落ち着けば食ってくる事を確信しました。直後に足裏サイズの尾長を3匹追加しましたがナライ風が強くなってきたため、磯裏側で風を凌いでいました。清水STAFFが状況を見に来たため話をすると、沖向き先端も食いは渋く風波が強くなってきたため厳しい状況との事。これ以上、ナライ風が強くなったら船長に連絡して磯換えする事も考えていました。磯裏側では殆ど魚が釣れず、風も弱まり最後のチャンスと思い、最初の釣り座でサイズアップを図る事にしました。沖の沈み根の手前に遠投し、ウキに吸い込み潮がある場所を探させながらじっくり流していくとウキがゆっくり沈み始め途中から加速しながら消えていきました。先程とは少し違う手応えを感じながら上がってきたのは35cmオーバーの口太でした。何とか5匹のメジナをキープする事ができましたがこれ以上のサイズアップは達成できず、2時に納竿となりました。

以下は生江会員から頂いた黒島の状況です。

[黒島コメント:生江会員]
くじ引きで4番と5番を引いた私と金田アドバイザーは黒島へ渡磯。
選択権があった私は置き側の先端を選び釣り開始。
活性はそこそこあるもののつれてくるのは30センチ未満の口太ばかり。
10時になり金田アドバイザーが私の入っていた先端へ、私はそれ以外の場所を
あちらこちらと釣ってみるも手のひら大の口太。
そこで半島側の先端に移動し、しもり根めがけて遠投!。
これが功を奏して30センチ前後の口太が釣れだした。
が大物の気配は無く納竿。
金田STAFFは交代した沖向きの先端でサイズアップに成功し、
10時までに釣ったメジナをすべて入れ替えたそうです。

[検量]

◎例会規定
・メジナ5匹の総重量(同重量の場合は1匹の最大長寸)
・渡礁順はクジ引きで決定
・釣り座の決定はクジの早い順から決定(10時にクジの遅い順から釣り座変更可能)

◎例会成績
  1位 広垣 2364g(最大40.5cm)
  2位 金田 2222g(最大33.5cm)
  3位 早藤 2124g(最大35.5cm)

[まとめ]
 今回は予報に反し、沖向きの磯が使え無事に例会を実施する事ができました。水温13℃台と低くタフコンディションと思われましたが40cmオーバーも顔を出し、幹事としては嬉しい限りです。これも参加者の皆さんが思い込みにとらわれず状況に合わせた釣りを心掛けた結果と思っています(当面の私の課題でもありますが..)。最後になりますが、宮島丸の船長には適切なアドバイスをして頂き、この場を借りてお礼を申し上げます。


●仕掛け

 ・竿:1.5−530
 ・道糸:1.8号
 ・ハリス:1.7号→1.5号
 ・ハリ:ひねくれグレ5号→ひねくれグレ4号→スピードグレ4号
 ・ウキ:超M00→超M000→超M000R→S00R→M00R
 ・刺し餌:ボイル、サシアミ
 ・撒き餌:ボイル3K+ボイルマジック半袋+湧きグレ500遠投、ボイル3Kそのまま


●釣果

 ・尾長25〜30cm×5枚
 ・口太35.5cm×1枚


文責:早藤、生江 写真提供:早藤、金田


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